TV
日本の各家庭にテレビ受像機が本格普及したのは1960年頃から。敗戦の傷跡を乗り越えた新時代を実感させる2つの国民的イベント、皇太子御婚礼と東京オリンピックが普及の追い風でした。1970年の日本万国博覧会の頃にはカラー化が大きく進み、現在のTV番組…
8月21日、俳優竹脇無我氏が亡くなりました。70年代のTVドラマ黄金期には清潔で知的な二枚目として活躍されていて、私たちの世代には本当になじみ深かった。奇しくも名脚本家向田邦子氏の急逝は30年前の8月22日。竹脇氏は向田ドラマの常連のひとりでもあり…
講談社から発売されている必殺DVDマガジン。レンタルに出てきづらい初期の必殺シリーズからキャラクターごとに2エピソードずつ抽出して廉価で販売。そうそうDVD-BOXなど買えませんのでこれは助かりました。お蔭で久し振りに再会できました。若き石坂浩二…
とっくに絶望してたTVドラマですが、時に鮮やかな光を放つ作品に出会うことがあります。ここ1年ほどに観た劇映画を含む国産の映像劇で、私には最良の作品でした。 映画とTVドラマの差異は、もはや映像技術ではなく興行形態の違いしかないと思っています…
劇場版は未見なので、ここではTV放映分全11話についてのみ言及しています。 商業映像コンテンツは往々にして見事に時代の気分を内包するもので、プロダクションIGで神山健治が作り出した本作はまさに該当する作品でした。羽海野チカのキャラ原案や、謎め…
06年から1年間にわたり放映された全50話を通しで観てみる。作品単体としてはいろいろ弱点や物足りなさがあるのは致し方ないですが、“ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品”の看板に偽りはない。40年前に小さなTV映像にかじり付いていた少年たちが、当時…