リメイクと愛と死をみつめて
少し前の話になりますが、今年3月にテレビ朝日系で「愛と死をみつめて」のドラマが放送されました。犬童一心監督の丁寧な演出と、主役2人の淡々として切実な想いを抱えた演技で、素直に見応えのある作品だったと思います。
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この実話を扱うにあたって、制作関係者が誠実と誠意を大切にされたのだろうということが素直に推察できる出来でした。
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もっとも、情報流通量が格段に増えてしまっている現在においては、それほど象徴的な扱いにはならないのかもしれませんが。
子どもの頃からこのストーリーに接する度に、胸が締め付けられる思いがしていました。
それは今回も同じでした。
昭和30年代〜50年代くらいの作品が、映画・TV問わず、リメイクされています。
50年から30年くらいのサイクルで、新しくお色直ししてストーリーを体験したくなるものなのかも知れません。
少し別の見方をすると、全く新しい物語と言うものはそう頻繁に生まれるものでなく、心に残るものは社会全体で大事にはぐくんで守り続けていくものなのかもしれません。
ちょっと今日は話がばらばらです・・・。