「ストリート・オブ・ファイヤー」1984
馴染みのTSUTAYAのCDコーナーに、比較的最近入荷されたサントラ版がありました。見たところ誰も借りてない、手付かず状態だったので、早速半額レンタルしてきました。
ストリート・オブ・ファイヤー ― オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ,ブラスターズ,ファイヤー・インク,マリリン・マーティン,ザ・フィクス,グレッグ・フィリンゲインズ,マリア・マッキー,ダン・ハートマン,ライ・クーダー
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2002/05/02
- メディア: CD
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「ストリート・オブ・ファイヤー」。 映画は84年、ウォルター・ヒル監督作品。
もう20年以上経過してしまいました。このページをご覧の方もどのくらいご存知かどうか・・・。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: DVD
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洋楽を殆ど聴かないで育った私ですが、この映画は好きです。
何故なら、無条件にカッコいいから。
架空の時代の架空の街。人気ロックバンドの女性ボーカル:エレンが、コンサートの途中に拉致される。さらったヤツは街中が恐れるアウトローグループ。そんな時、街に舞い戻ってきたエレンのモトカレである一匹狼のトム。クールで腕っ節が強い男。意気投合した男勝りの女兵士マッコイを相棒に、エレン救出に向かう・・・。恋とバイオレンスと友情とロックを、西部劇風ヒーロー物語に乗せて描いた“カッコよさ”だけに徹した映画。
何といっても見応えがあるのはステージのシーン。
ヒロインのダイアン・レインをはじめとした主役たちは歌が上手くなかったそうで、歌声は殆ど吹替えです。
それでも思い入れたっぷりに叩きつけるリズムに乗せて、これでもかとキメてくれるカメラワークに興奮させられました。
これだけのステージシーンには、他ではなかなかお目にかかれていません。
最近の邦画では「NANA」がなかなか頑張っていましたが(伊藤由奈“レイラ”の登場シーンは格好良かった!)、この映画にはとてもとても・・・。
久しぶりに“TONIGHT IS WHAT IT MEANS TO BE YOUNG"を大音量で聴いて、ちょっと昔を思い出しました。
さて、この「ストリート・オブ・ファイヤー」。
当時映画公開に先がけて販売されていたミュージック・クリップがあったのですが、実は私、映画本編よりもこのMCの方が、数段カッコよく編集されていた記憶があります。
映画の事実上の主題歌である“TONIGHT IS WHAT IT MEANS TO BE YOUNG"のステージシーンを基調にして、映画のアクションシーンを切れ味よく挟み込んだ10分程度のMC。
今、これって手に入らないんでしょうかねぇ。DVDの特典映像につけてくれていたら買ってもいいと思うのですが・・・。