2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

映画検定合格証書

ちょっと忙しい状況が続いていまして、更新できず申し訳ありません。 来週になりましたら、ちゃんとした記事を記させていただきますので、もうしばらくご容赦ください。 そんな中ですが、帰宅して郵便受けを覗いたら、キネマ旬報社から封筒が届いていました…

大人の感涙ヒーローもの「スーパーマン・リターンズ」

“敬愛を込めて、この映画を故クリストファー・リーブに捧ぐ”エンドロールの冒頭に記されたメッセージに、目頭が熱くなりました。 四半世紀も前の、リチャード・ドナー監督による「スーパーマン」は、正直あまり好きな映画ではありませんでした。故にこの米国…

COOLな愛すべきアクション 「トゥルー・ロマンス」

もう10数年前の映画ということになります。結構TV放映されているらしいですが、ずっと観る機会がありませんでした。 クウェンティン・タランティーノは面白いと思っても、なかなか好きになれずに来たのですが、最初にこれを観ておくべきでした。これは素敵…

 「世界大戦争」1961

1961年、私の生まれた年は東西冷戦の真っ只中。終戦からもう16年、されど未だ16年。翌年にはキューバ危機が世界を震撼させた訳で、核戦争が身近な恐怖として自覚されていた年の映画です。30年くらい前はよくTVでも放映されたので断片的にご覧になった方も…

 「それでもボクはやってない」2007

周防正行監督の乾坤一擲の話題作。いや、これは素晴らしい。とても見事な映画に仕上がっていました。ストーリーは単純明快。 「痴漢の疑いで逮捕された無実の青年が否認を続けることで何を体験するのか」、それ以外の余計な要素はまったくなし。それでも上映…

漫画の話・映画の話 「吉祥天女」がちょっと心配

1983年〜1984年に別冊少女コミックに連載された、吉田秋生の傑作「吉祥天女」。 もう幾度読み返したでしょうか。連載と共に画調が変化していったりと、決して隅々まで完璧とは言いがたいのですが、それでも強烈な印象を残す作者の代表作です。私は好きです。…